本物の材料を使うということ

本物を使う

「本物の材料」を目で見える範囲で使うと見た目がハッキリ変わります。

「本物」とは

例えば

・木材

・壁にはタイル

・珪藻土を壁に塗る

・金属を使う(「メタル」を使うと表現されることもあります。)

などです。

無垢の木材

木材を例にすると、建築材料は

・無垢

・薄い木材を張り合わせた複合材(例:突板つきいた 等)

に分けられます。

人間のからだには森から切り出してきたそのままの形態で使うことが一番自然です。体にも良いはず。しかしながら、建築業界では複合材が主流で、無垢をわざわざ「無垢」と表現しているんですよね。

 

木材屋に行ったことがありますが、木材に囲まれると本当に気持ちが休まります。それを体感すると、木材にこだわりたくなります。

こだわる = 無垢材

となるのでしょうか。

家を建てるには材料の制御が必要

家は寸法を考えて設計していきますが、材料の寸法がまちまちでは家を建てる現場では職人さんが困ります。

無垢材は寸法のブレが大きい特徴があります。

そのブレを抑えるために複合材が生み出されたようです。

ハウスメーカーの家が画一的なわけ

大手メーカーでは家を量産しなくてはなりませんから、木材を使用するにも無垢材を使わず複合材を主に使うようです。

大手メーカーにはそれぞれプレゼン施設があります。私は3ヶ所行きました。

・構造の優位性

・体に気を使った材料をつかっている

・お金をかけたらここまでかっこいい家が建ちます

といった事が実物やサンプルで見れます。

 

家を建てることの大変さを、消費者にわかってもらおうとする施設です。

そして、われわれは複合材を使うことを余儀なくされていくのです。

仕方がないですかね。

それでも本物をつかう

木材では

・無垢材はどこで使えるか?

・無垢材でなければならないのか?

の情報や判断をしていかなくてはなりません。

 

私はレッドシダーの天井をやりたかったのですが、複合材しかありませんでした。ただし、メーカーに赴いて説明を聞く中で違和感が全く無かったので、複合材でOKとしました。

やりたいこと、材料の理解をすること、を整理や理解をしていくことで家造りが具体的になっていきます。

見栄え

家の壁に木材、壁紙、タイル、が貼られたとします。

ライティングされたときの陰影がハッキリ出るのが木材とタイルです。壁紙は出にくい。

そういうものであることを理解して使いたいです。

ライティングされていなくても、太陽の光などでも同じ効果があると思われます。

 

ただ、木材やタイルは高いし、壁紙でなんとかしたい。という場合もあります。そんなときは塗装や珪藻土という手もあります。

 

こんな理解に私はたどり着いています。

また続きを書きたいと思います。

 

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