ハウスメーカーとのやり取りの現実 その3

バランスのとり方

特別仕様の部材を使っているからと言って、素敵になるとは限りません。

ここで本領発揮、家の内装バランスはデザイナーさんのお仕事です。

 

指示し過ぎると施主が言ったからやった、と言われてしまいます。

私は下記のようにお願いしました。

かっこよくしたい、でも、バランスも取りたい。だから助けて下さい。

 

打ち合わせでは「確認」のオンパレードです。

私がした質問はこんな感じです。

・バランス悪くないですか?

・かっこよくなりますか? (かっこいい、の中身を写真などでしつこく説明する!)

・個人的に感じてることありますか? (デザイナーさんの持っているいいアイデアを引き出したい。)

・機能面優先になり過ぎてませんか? (機能とデザインは相反する場合が多い。だからデザインは難しい。)

 

契約時の仮見積もりの中身

実際の話。

我々の意図が全然伝わっていなかった時点でもらった仮見積もりは、当然標準品で固められた仕様を前提とした内容。

ちょっとお財布に優しかったんですよ。

◯水ハウスは高かった。HBHは家の広さも確保されていて、安め。

しかもHBHの営業マンKさんの「出来ます!」の言葉を信じました。

 

素敵なモデルハウスは、特別仕様の部材を使っているので、素敵に見えます。

仮見積もりの中身もしっかり確認しましょう。

特別仕様の部材も想定されていますか?

素敵な家は、自分たちでつくる

ハウスメーカーや工務店で私達の相手をしてくれる人は、サラリーマン。

こちらのペースに乗ってもらいたいですよね。

明確にやりたいことを伝えられたら、それが出来ると思います。

とにかく具体的に説明しましょう。

・写真

・動画

・素材サンプル

を持ち込むのは当然やります。

※梁がないことでスッキリさせる事が家の素敵度アップに繋がります。でも梁って構造的に必要なんですよね。なるべく見えないようにして欲しいってことも言う必要があります。忘れがちだと思うので書いておきます。

ハウスメーカーの設計士、営業マンさん、デザイナーさんの経験とは?

結構な特別仕様を盛り込んだ家を建てることになりそうです。

標準仕様の組み合わせで家を作ることに慣れた設計士、営業マンさん、デザイナーさんはきっと大変だと思います。

ルーチンワークは楽ですから。

 

 

どんな家を建てるにしろ、発注が間違いないことを何度も確認しましょう。

・2次元の図面読めますか?わかるように説明してもらいましょう。

・パースと呼ばれる3Dイメージには、最新の設計が盛り込まれて全ての部材は反映されていますか?

・部材の位置、色、サイズなどなど 把握して何を発注するのか認識しましょう。

この辺りを対応出来る設計士、営業マンさん、デザイナーさんがついてくれるのであれば、経験豊富なんだと判断出来ると思います。

ラッキーと思うべきです。

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